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島について

美しい裾礁に囲まれ、背の低い植物が生い茂る砂の島ミコマス・ケイは、国立公園に指定されており、渡り鳥の保護区としても知られています。


ミコマス・ケイについて

ミコマス・ケイは植物の生い茂る小さな砂の島です:

  • ミコマス・リーフの西端に位置し、ケアンズの北東43km、グリーン島の北17kmに位置しています。
  • 植物の生い茂るこのリーフアイランドの面積は1.8ヘクタール、最高地点の海抜は3.5mです。
  • 大きさは、長さ360m、幅50m程度です。

1800年代から1900年代初期にかけて、ミコマス・ケイでは、なまこ漁とグアノ(肥料として利用される糞の堆積物)採掘が行われていました。1937年には野生動物の保護区に指定され、1975年に正式に国立公園に定められました。また、この島は地元先住民のグンガンジ族、マンディンガルベイ-イディンジ族、イリガニジ族にとって文化的に重要な意味を持つ場所でもあります。

砂の島ができるまで
ミコマス・ケイは砕けたサンゴ、貝殻、石灰質の藻の残骸が海流によってサンゴ礁上に堆積し長い年月をかけて誕生しました。やがて、この島を訪れる鳥たちが長年の間に落としていった種から植物が芽生え、この島が安定しました。また、ビーチロック(砂やサンゴの残骸が藻によって岩のように固められたもの)の形成が島の土台となり、さらに安定させていきました。そして、鳥たちや波によって運ばれた種から芽生えた植物が繁殖し、海鳥たちの理想の繁殖地を形成するようになったのです。

豊かな海洋生物
この島にはアオウミガメ(島で産卵をを行うこともある)、軟体動物、無脊椎動物、そしてナポレオンフィッシュ(メガネモチノウオ)を含む無数の熱帯魚たちを含む多様な海洋生物たちが暮らしています。ケイ周辺のサンゴ礁はシャコガイが豊富に見られることでも特に知られています。

島の植物
島の植物は総じて背が低く、砂に生えるスピニフェックス・セリセウス、ひょろ長い草ハイシバなどの草の仲間や、被覆植物であるグンバイヒルガオ、ヒマビシ、ハマミズナなどによって構成されています。

ミコマス・ケイへのアクセスは、毎日午前9時30分から午後3時までの間、ロープで囲まれた指定区域に限られています。

野鳥保護区
ミコマス・ケイは南半球でもっとも重要とされる海鳥の自然生息地であり、少なくとも23種の海鳥が暮らしています。この島を理想の営巣地と捉える種は少なくなく、グレートバリアリーフの中でもっとも重要な野鳥の保護区のひとつです。営巣・繁殖期(夏期)のピークには、最高で2万羽の鳥が観察されています。繁殖活動は年間を通して行われ、海鳥の種の多くは年に1回、セグロアジサシは8.5か月に1回繁殖を行います。



ミコマス・ケイのマップ: